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3.11~非常食体験・避難訓練~その②

避難訓練につづいて

非常食体験をおこないました。

廿日市保育園では、非常時(災害時等)に備えて

非常食を備蓄しています。

保育中にライフライン(電気・水道・ガス)が止まり、

給食が提供できないことを想定し、もしもの時に備えます。

非常食って??
こどもたちに伝わるように、先生から説明してもらいました。

でも、実際どんな味なんだろう?

非常時(災害時)に備え、非常食の味を知っておくことも

大切な経験だと私たちは考えます。

そこで、年に1度だけ、給食の代わりに非常食を食べる体験をおこなっています。

幼児クラスは、アルファ米を開けて自分たちで作るところから

乾燥剤やプラスチックスプーンを取り出し

必要量の水を注ぎ、1時間待ちます。

ライフラインが使えないことを想定しているため

お湯も使えません(※乳児クラスはお湯で作ります)。

1時間経つと、さっきのアルファ米がご飯になっていました!

水だけでごはんができるって不思議だね!

温めなくても食べられる非常食用カレーをかけて

食べてみましょう!おそるおそる、パクリ!

つめたいけど・・・おいしい!

自分で作ったことが嬉しかったこともあり、

意外といける口だったり、

いつも以上に食べている様子でした。

めざすこども像のひとつに『自分の力で生きぬくこども』があります。

自ら非常食を作る経験、食べる経験、

いつ起こるかわからない災害にも立ち向える子どもになってもらいたいです。

そしてこれらの体験は、変化の激しい社会を生き抜く力を育てることにもつながります。