カテゴリ:今日の出来事

1年間ありがとうございました。

1年前と同じように

園庭の桜の木に満開の花が咲きました。

今日とおなじように園庭の桜が満開に咲くなか開園を迎えた公私連携型廿日市保育園

新型コロナウイルス感染症流行とともに始まった1年でもありました。

未知のウイルスとどう向き合っていけばよいか・・・

暗中模索しながら、ご利用の皆さまには、幾度となく不安な思いをさせてしまい大変申し訳なく思っております。

それでも、お預かりする『こどもたちの命』を守るため

職員の気持ちが一枚岩になれたことは、不幸中の幸いでもありました。

これまで当たり前だったことが、いろいろと制限されてくる中、

私たちはこどもたちの見せてくれる、『たくさんの笑顔』にたくさんの勇気をもらいました。

そして、こどもたちと共に私たちも成長させてもらった1年でした。

園での生活につきましては、いろいろと行き届かぬことも多々あったかとおもいますが

今日までの多大なる保育へのご理解とご協力に深く感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

そして、明日から2年目を迎えます。

今よりも、もっと皆さまにとって安心してお子さまをお預かりできる園となるように

この先、ずっとこの桜を皆さんで見ることができるように

職員一同、取り組んでいきます。

これからも、廿日市保育園をどうぞよろしくお願いします。

 

令和3年3月31日

園長 陣川普一

 

 

第一回卒園式を執り行いました

春のおだやかな日ざしに包まれる中、

卒園式を執り行いました。

 

公私連携型保育所廿日市保育園として

はじめて迎える卒園式です。

はじめての卒園児となるくじらチームの5名

堂々と保育証書を受け取りました。

将来の夢を発表してくれました。

おうちの方へ感謝の気持ちを伝えてくれました。

小学校に行っても、きっと大丈夫ですね!

はじめて保育園を訪れたあの日から一年、

みんなのお兄さん・お姉さんとして本当に頑張ってくれました!

そして担任から、素敵な詩のプレゼントや

卒園記念DVDの上映・・・

 

廿日市保育園でたくさん頑張ってきたくじらチームの5名

その誇りをこれから先の未来へ持っていけるように、

私たちもこの保育園を一所懸命に守っていくことを約束しお別れしました。

ご卒園おめでとうございます。

イワタ木工さまより、けん玉を寄付していただきました!!

廿日市市のイワタ木工さま(https://iwata.fun/)より

とても美しいけん玉をいただきました。

いただいたのは『無限夢想』というけん玉で、競技などでも使かわれるものだそうです。

市内の幼稚園と保育園に、ぜんぶで180個を寄付していただきました。

今回は市の保育園を代表して、けん玉を受け取りました!

見た瞬間「うわぁぁ~」とみんなが声をあげるくらい、

美しい色のけん玉です!本当にありがとうございます。

代表して、くじらチームでお礼状を渡しました!

そのあと、みんなで記念撮影!

そして、岩田社長より

けん玉の技を披露していただきました!

みんな「すごい!」と拍手喝采でしたよ!

 

廿日市市はけん玉発祥の地として、製造100周年を迎えるそうです。

その歴史と楽しさをもっと多くのこどもたちに知ってもらい、

廿日市市をもっと好きになってもらいたいという岩田社長のお話でした。

けん玉をたくさん練習して、心と体を育ててほしいです!

3.11~非常食体験・避難訓練~その②

避難訓練につづいて

非常食体験をおこないました。

廿日市保育園では、非常時(災害時等)に備えて

非常食を備蓄しています。

保育中にライフライン(電気・水道・ガス)が止まり、

給食が提供できないことを想定し、もしもの時に備えます。

非常食って??
こどもたちに伝わるように、先生から説明してもらいました。

でも、実際どんな味なんだろう?

非常時(災害時)に備え、非常食の味を知っておくことも

大切な経験だと私たちは考えます。

そこで、年に1度だけ、給食の代わりに非常食を食べる体験をおこなっています。

幼児クラスは、アルファ米を開けて自分たちで作るところから

乾燥剤やプラスチックスプーンを取り出し

必要量の水を注ぎ、1時間待ちます。

ライフラインが使えないことを想定しているため

お湯も使えません(※乳児クラスはお湯で作ります)。

1時間経つと、さっきのアルファ米がご飯になっていました!

水だけでごはんができるって不思議だね!

温めなくても食べられる非常食用カレーをかけて

食べてみましょう!おそるおそる、パクリ!

つめたいけど・・・おいしい!

自分で作ったことが嬉しかったこともあり、

意外といける口だったり、

いつも以上に食べている様子でした。

めざすこども像のひとつに『自分の力で生きぬくこども』があります。

自ら非常食を作る経験、食べる経験、

いつ起こるかわからない災害にも立ち向える子どもになってもらいたいです。

そしてこれらの体験は、変化の激しい社会を生き抜く力を育てることにもつながります。

 

3.11~非常食体験・避難訓練~その①

3月11日

大きな地震が発生

その後、津波警報が発表されたという

想定で避難訓練をおこないました。

地震発生直後

まずは、揺れがおさまるまで

ダンゴムシのポーズで頭を守ります!

揺れがおさまったら、先生たちが安全確認!

その後、津波警報が発令とのアナウンスが入りました!

安全を確保しながら2階の遊戯室へ向かいます。

「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」

みんなできてますね。

地震で停電になったということで、

暗いなかで、お話をききました。

そのあとは、防災のアニメをみんなで学びます!

災害の時に大切なことを3つ教わりました!

① 机の下やクッションなどであたまを守る!

② 揺れがおさまったら、安全な場所に避難する!

③ 水が浸水してきたら、高い場所に避難する!

10年前の今日、みんなが生まれてくる前に

日本で大きな地震が起こったこと。

その地震の後で、大きな津波が発生し

おおくの命が犠牲になったこと。

みんなの大切な命は一つしかなく、決して替えがきかないもの、

自分の命は自分で守る!という意識をもってほしいです。

こどもたちへどこまで伝わったかわかりませんが、

これからも、命の大切さを教えていける機会をつくっていきます。

(非常食体験へつづく)